2020年6月19日より発売が開始されているユニクロのエアリズムマスク。
発売当初より人気商品となり、完売する店舗が続出しました。
そんな人気のエアリズムマスクですが、使用した人からは「臭い」との声が多く挙がっているようです。
マスクは鼻を覆うものであり、1日使うものなので、「何とか臭いを落としたい」と思う方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、エアリズムマスクのくさい臭いを落とす方法やなぜ臭いのかについて調査していきます。
エアリズムマスクがくさい!
エアリズム素材を使用したマスクがユニクロより発売され、大人気商品となっています。
一方で、「マスクが臭い」という悩みの声も挙がっているようです。
エアリズムマスクめっちゃわさびの臭いがする。
— ヒラカズ (@Hirakazu_Anime) July 19, 2020
エアリズムマスクの感想…臭い
— ぴがぴが盛り本 (@pigapiga7) August 6, 2020
エアリズムマスクをゲットしてきました。
娘からは「臭いから洗濯して」と言われました()
確かに使い捨てマスクにはない匂いがする。— 星 涼子 (@hoshi_hoshi_4) June 26, 2020
エアリズムマスクのくさい臭いを落とす対処法は?
使用前につけ置き洗いをする
まずは、ポリエステルから油脂を除く処理が必要になります。
石油を含む油脂は「酸性」であるため、油脂を取り除くには「アルカリ性」の洗剤で洗う必要があります。
さらに、つけ置きをすることで、汚れをしっかり浮かせる効果もあります。
弱アルカリ性洗剤
40度程度の湯
洗面器
①洗面器に湯を張り、弱アルカリ性洗剤を溶かす
②マスクを入れて漬け置きする
③30分から1時間ほど漬け置きしたあと、すすぎ洗いをする。
④マスク単体で洗濯機で洗濯をする。
油脂は40度以上の湯で溶け始めるため、用意する湯は40度以上が良いでしょう。
弱アルカリ性洗剤を使う
アルカリ性洗剤には強アルカリから弱アルカリのものまであります。
マスクは「デリケートな素材」。更に、マスクは顔に直接触れるものなので、肌へ刺激の少ない洗剤を選んだほうが良いでしょう。
弱アルカリ性洗剤には
重曹
台所用洗剤「JOY」
この2点が身近な洗剤として挙げられます。
重曹を使用する場合の目安は、コップ1杯の水(約200ml)と重曹小さじ2杯(約10g)となります。
ちなみに、台所用洗剤を使用する場合は、少し手順が違ってきます。
台所用洗剤
粉末状の洗濯用洗剤
40度程度の湯
洗面器
①洗面器に湯を張る
②粉末の洗濯用洗剤と台所用洗剤を混ぜる(1:1程度)
③マスクを入れて30分から1時間程度漬け置きする。
④通常の洗濯をする。
初回の洗濯はマスクのみで行うことをおススメします。
台所用洗剤には「界面活性剤」が含まれており、油汚れを引き離す効果があります。
通常の洗剤に台所用洗剤を混ぜることで、油汚れを落としやすくしてくれるようです。
そもそも、なぜエアリズムマスクはくさいのでしょうか…?
マスクが臭い原因は石油!
エアリズムマスクに使用されている素材は、
ポリエステル75%
ナイロン59%
更に、衣類を作る過程で多くが「ミシン」を使用しますが、滑りをよくするための潤滑油としてミシン油が使われています。
また、原料であるポリエステルは油脂を引き寄せる性質があり、石油成分を引き寄せてしまうことも原因のようです。
このような状況から、マスクにも石油の臭いが強く残ってしまっているのではないかと思われます。
石油の臭いは身体に害はある?
購入時に衣類についている石油の臭い自体は、身体への影響は少ないとされています。
一方で、マスクは直接鼻につくものであるため、不快なにおいによって気分が悪くなることもあるようです。
また、肌が敏感な方の場合は、汗により布に含まれている石油成分が溶けて肌に付くことでかぶれてしまう例も見受けらえるようです。
まとめ
マスクがくさい原因はおそらく原料やマスクを作る工程で使われる石油のためだと思われます。
においを取り除くためには、適切な方法で対処することが必要です。
まだまだ需要のあるマスクですが、臭いを取って快適にマスクを使用していきたいですね!