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中村吉右衛門の「声」の3つの魅力とは?イケメンボイスでナレーションも人気!

二代目の中村吉右衛門さんは歌舞伎界の重鎮であり、人間国宝に認定されています。

歌舞伎役者として人気を博し多くのファンを抱えていますが、その声も魅力的。

中村吉右衛門さんの声はかっこよすぎ…!
声だけで感情が伝わる
あの迫力ある声はどこから出てるの…

など、声だけでも圧倒的な存在感だったようです。

最近、そんな「声」に張りがなく心配の声が上がっているようです。

そこで今回は、中村吉右衛門さんの声の魅力や、最近の体調についても調査していきます。

中村吉右衛門の声がヤバい!

中村吉右衛門さんといえば歌舞伎界には欠かせない人物で、2011年には人間国宝(重要無形文化財)に認定されるほどの重鎮。

テレビや映画の時代劇でも活躍し、2013年からは日本テレビの「心に刻む風景」のナレーションも務めています。

声だけでも表現力が素晴らしく、多くのファンを抱えているようです。

中村吉右衛門さんの声の魅力とはいったいどのようなものなのでしょうか。

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中村吉右衛門の声の3つの魅力とは?

中村吉右衛門さんの普段の声も、声質が落ち着いており渋みがありますね。

声質もさることながら、演技をする上でも声の表現力が素晴らしいようです。

⑴声の深みがすごい!

歌舞伎役者だけあって、声は良く通っているのがよくわかります。

声の深みも凄いですね…。
渋さも持ち合わせていますね。

表情はほとんど変わっていないのにも関わらず、声には力と張りがありますね!

⑵声の渋さがヤバい

2分40秒のところで中村吉右衛門さんが登場します。
中村吉右衛門(長谷川平蔵)
中村吉右衛門(長谷川平蔵)
何かその気配はあるのか

この一言で登場するこちらの動画。

「鬼平犯科帳」は火付盗賊改方(ひつけとうぞくあらためかた)の長官である長谷川平蔵を主人公とする時代劇。

この主人公を中村吉右衛門さんが演じています。

火付盗賊改方とは?

江戸時代に主に重罪である火付け(放火)、盗賊(押し込み強盗団)、賭博を取り締まった役職。

引用元:Wikipedia

中村吉右衛門さんの声は、部下を従える上に立つものとしての重み、更に数々の経験から出てくる渋みが声から伝わってきますね。

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⑶声の表現力がすごい

こちらも「鬼平犯科帳」のワンシーン。

3分20秒のところから中村吉右衛門さんが登場します。

中村吉右衛門(長谷川平蔵)
中村吉右衛門(長谷川平蔵)
夕べ降った雨でまだぬかるんでいよう。どうも大義だ。

ため息交じりのセリフには「面倒くささ」や緊張感のぬけた声となっており、声を聴くだけで場面を想像することが出来ます。

本当に面倒くさいんだろうなあ、と思う声だね。

また、11分30秒付近のところでは酒をのみ、笑顔の主人公が登場します。

ただ笑顔なのではなく、巻き舌気味で少し呂律の回っていない言い方が『酒を飲んでいる』とよくわかりますね。

一方で38分20秒で登場する主人公の長谷川はとても説得力のある声へと変わっています。

ここでは主人公の長谷川平蔵の20年前の剣友でもあり、浪人盗賊へ変わってしまった長沼又兵衛を諫める場面です。

口調からは、かつての剣友が盗賊になってしまったことに対する無念さや葛藤が表現されていますね。

こうした素晴らしい表現力が高く評価されているようです。

幅広い世代から愛されているようです。
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声の張りが無くて病気だった?

2021年3月29日、中村吉右衛門さんが都内のホテルのレストランで倒れ、救急搬送されたというニュースが報じられました。

中村さんは2019年も体調不良のため、9月に出演予定だった歌舞伎座「秀山祭九月大歌舞伎」を休演しています。

また、2019年12月に公演された新作歌舞伎の「風の谷のナウシカ」では、声のみの出演となっており、前々から体調が心配されていたようです。

元々声のみの出演だったのかもしれませんが、ファンにとってはとても心配な出来事ですね。
最近では長年ナレーションを務める「心に刻む風景」では『声に張りがない』と心配の声も上がっていたようです。

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まとめ

中村吉右衛門さんは歌舞伎としての演技力はさることながら、声の魅力も沢山持っている方のようです。

体調不良のため、救急搬送されたとのことですが、体調が回復されて元気な姿を見ることを祈るばかりですね。

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